CST室にポケット線量計を導入
学外参加者の放射線安全を強化
浜松医科大学では、ご献体を用いた外科手術トレーニング(Cadaver Surgical Training:CST)の安全性向上を目的として、ポケット線量計「マイドーズミニ X PDM-707」を20台導入いたしました。

CSTでは透視装置(Cアーム)を使用する場面があり、当然ながら放射線被ばくの可能性が生じます。学内の医師は日常診療と同様にルクセルバッジにより線量管理が行われていますが、学外から参加される医師は線量計を装着していない場合が多く、被ばく量が把握されないままになる懸念がありました。
今回の導入により、学外参加者にもポケット線量計の着用を義務付け、開始時・終了時の測定値の差からCST参加中の被ばく量を算出・通知いたします。これにより、参加者ご自身が被ばく量を正確に把握でき、安心してトレーニングに臨むことが可能となります。

