浜松医科大学CST ヘルニアセミナー(一般外科)、産婦人科

【ヘルニアセミナー】

2月12日、浜松医科大学の解剖学実習室にて、一般外科によるヘルニアセミナー(CST)が開催されました。鼠径ヘルニアの術後に保存的な治療で軽快しない慢性疼痛患者に対して、鼠径部に分布する3本の神経の切除が行われています。こうした切除が奏功しない症例や、腹膜前修復後の慢性疼痛患者には、より上位での神経切除を行う腹腔鏡下での神経切除が報告されていますが、上位での鏡視下神経切除の適応となる症例はかなり稀なため、今回のテーマとして選択されました。

【婦人科手術における深部骨盤解剖実習】

2月17日には、産婦人科による研修が開催されました。実臨床における医療の質を高めるために、このような実践的なトレーニングは不可欠です。患者さんに質の高い医療を提供するためにも、様々な診療科で医療従事者のスキルアップと知識の向上が求められています。